副業をするときの注意点!

正社員として働くプログラマの中には、副業をしたいと考えている人もいるでしょう。その目的には収入アップを目指したい、スキルアップをしたい、興味のある分野に関われるなど様々なものがあります。しかしメリットだけに目が行って安易に始めてしまうと、後々面倒なことになってしまう可能性も決してないとは言い切れません。そのため副業を考えているプログラマは、注意点もしっかりと把握しておくことが大切となってきます。

一番に忘れてはならないのが、本業で働いている企業が副業を許可しているかどうかです。IT業界は比較的副業を許可している企業が多いですが、全くないわけでもありません。許可をしない理由は各企業によって異なる上、許可されていても職業や業務内容など制限されているケースもあることから、副業したいならまずは労働契約や就業規則などを見返してみることをおすすめします。許可されていないにもかかわらず副業すると、場合によっては懲戒処分が下される可能性もあるので気をつけましょう。

そして、プログラマ自身の問題としては、本業に悪影響を及ぼさない範囲での副業に留めておくことが挙げられます。副業で無制限に働いてしまうと心身に疲労が溜まり、体調を崩して本業に迷惑をかける事態に陥りかねません。そのためしっかりとスケジュール管理やタスク管理を行い、副業では負担の少ない仕事量を意識しておきましょう。なお副業で一定の収入を超えると、確定申告や年末調整などが必要になることも把握しておきたいポイントです。